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前回の記事では「M+」「M-」「MR」といったキーを使用した電卓のメモリー機能について解説しましたが、今回は「キーの2度押し」など、さらに裏ワザ的な機能について紹介していきたいと思います。
いずれも経理職などで知っている人は当たり前のように活用している機能ですが、電卓にあまり馴染みのない人にとっては「電卓にはこんな使い方もあったのか!?」と目からウロコが落ちることウケアイです。
「キーの2度押し」と「=」の変則的な使い方
「キーの2度押し」は、「足す」と「掛ける」の計算の際に有効な裏ワザです。
たとえば、「120」にいろいろな数字を足していく計算であれば、「120」と入力したあと、「+」「+」とキーを2回押すことで「120」が固定されます。そのあとは「3」「=」と押せば「123」が表示され、「6」「=」と押せば「126」が表示されるといったように、あとの数字だけを入れ替えて次々に計算をおこなうことができます。
これはかけ算の際も同じで、「120」と入力したあとに「×」「×」とキーを2回押せば、「3」「=」なら「360」が表示され、続けて「6」「=」と入力すると720が表示されるといったように、一定の数字をさまざまな数字に掛けていく計算が効率よくできるのです。
この機能は消費税や源泉徴収など、決まった数字を掛けていく計算の際に非常に便利ですね。
次に「=」キーの裏ワザ的な使い方について説明します。
電卓を使ったことのある人なら、うっかり「=」キーを2回続けて押してしまい、表示された計算結果が変わってしまったという経験があるかもしれません。
これは『「=」を押すと同じ計算を繰り返す』という電卓の機能によるもの。
たとえば上記の計算であれば、「3」のあとに「+」を2回(カシオ製の電卓の場合。キヤノンやシャープ製の電卓の場合は1回)押したあと「120」と押して、「=」を1回押すと「123」という計算結果が表示されます。そこでもう1度「=」を押すと「126」、さらにもう1度押すと「129」といったように、「=」を押すたびに最初の数字をあとの数字に延々と足していくことができます。これはかけ算の場合も同様です。
こちらの機能は、貯金や資産運用の計算の際に役立ちそうですね。
意外と奥が深い!?さまざまな「クリア」キーの使い方
電卓で計算をおこなう際、数値を正確に消去することはとても重要となるため、電卓にはクリアについてのさまざまなキーが装備されています。実はこの数字のクリアに関しては、カシオ製品とそれ以外のメーカーの製品では微妙にキーの名称や操作方法が異なります。
そこで下記に「クリア」に関する操作方法をまとめてみました。
1文字だけ数字を消したい場合…「→」のマークのキーを押します。このキーを押すと、画面のいちばん右側に表示されている数字が1文字だけ消去されます。なお、このキーについては「▼」のタイプの矢印が表記されている場合もあります。
直前に入力した数字を消したい場合…カシオ以外のメーカーの製品の場合は「CE」あるいは「CI」キーを、カシオ製品の場合「C」キーを押す。たとえば「45+36」と入力したあとで「36」だけ訂正したい場合などにこのキーを押すと、「45+」までをそのまま残して「36」だけを別の数字に入れ替えることができます。
メモリー以外の数値を消す場合…カシオ以外のメーカーの製品の場合は「C」、カシオ製品の場合は「AC」を押す。なおカシオ以外の製品では、「CI/C」「CE/C」など2つの機能を共有しているキーを装備した機種も見られますが、この場合は1度押すと「CI」(あるいは「CE」)、2度押すと「C」の役割を果たします。
メモリーした数字を消したい場合…「MC」または「CM」キーを押す。なお、機種によっては「MRC」「RM/CM」など2つの機能をひとつのキーで共有しているケースもありますが、こうしたキーの場合は1度押すとメモリーの呼び出し、2度押すとメモリーの消去ができるようになっています。
メモリーも含めたすべての数値を消したい場合…カシオ以外のメーカーの製品の場合は「CA」キーを、カシオ製品の場合は「AC」キーと「MC」キーを押す。
さらにおぼえておくと便利なのが「GT」キーの存在です。「GT」は「グランドトータル」の頭文字で、その名の通りそれまでにおこなった計算の合計を表示してくれるキーです。
ためしに電卓で、「100+100=」「200+200=」「300+300=」の3つの計算を続けておこなったあとで「GT」キーを押してみてください。するとこれまでおこなった3つの計算の答えの合計である「1200」が表示されるはずです(※「GT」キーについては装備されていない機種もあります)。
これまで2回にわたって電卓の知られざる機能について紹介してきましたが、近年の電卓には「税込」キーや「税抜」キー、「%」キーや「√」キー、さらには「+/-」キーなど、まだまだ紹介しきれない多くの機能を装備した機種が多く見られます。
どこかアナログな雰囲気を持ちながらも、秘められたさまざまな機能を装備しているのが電卓の大きな魅力。よかったらこの機会にお気に入りの1台を見つけてみてくださいね。
※今回紹介した裏ワザについては、メーカーや機種によっては使用できないものもあります。詳しくは電卓の取扱説明書やメーカーサイトをご確認ください。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
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