公開日 /-create_datetime-/

Microsoft 社から、日本時間2022年6月16日をもってウェブブラウザ「Internet Explorer」のサポート体制が終了となることが発表されました。そのため、同ソフトウェア製品の利用者は、サポートが継続されている他のブラウザへの移行やコンテンツの改修などを検討する必要があります。
では、Internet Explorerのサポートが終了になることで、企業の管理部門や士業にはどのような影響があるのでしょうか。本記事では、記事執筆時点(5/24時点)で判明している情報をお伝えします。
Internet Explorerは、Microsoft社がかつて開発していたウェブブラウザのことです。2022年5月現在、Internet Explorer 11(以降「IE11」)が最新版となっており、Microsoft社がサポートしている唯一のInternet Explorerとして、日本やアメリカをはじめ、世界中で広く利用されています。
しかし同社は、Internet Explorerの開発が終了し、標準ブラウザが「Microsoft Edge」に置き換えられたときから、Internet Explorerとの後方互換性が必要な業務Webシステム以外では、Internet ExplorerではなくMicrosoft Edgeを利用するように呼びかけていました。
また、日本時間6月16日をもってIE11デスクトップアプリケーションのサポートを終了するにあたり、以下のようなプラットフォームに影響があると発表しています。
■ Windows 10 クライアント SKU(Version 20H2 以降)
■ Windows 10 IoT(Version 20H2 以降)などの半期チャネル(SAC)で配信されるIE11デスクトップアプリケーション
また、以下のプラットフォームについて、今回は対象外であると明らかにしました。
■ Microsoft Edgeの「Internet Explorerモード」
■ WebOCを含むIEプラットフォーム(MSHTML/Trident)
■ 以下で動作するIE11デスクトップアプリケーション
・Windows 8.1
・Windows 7 ESU
・Windows Server SAC(全バージョン)
・Windows 10 IoT LTSC(全バージョン)
・Windows Server LTSC(全バージョン)
・Windows 10 クライアント LTSC(全バージョン)
では、Internet Explorerのサポートが終了すると、私たちには具体的にどのような影響があるのでしょうか。
●Internet Explorerが閲覧できなくなる
Internet Explorerのサポート終了後は、Microsoft 社が定める時点から、同ブラウザを起動しようとすると、後継ブラウザであるMicrosoft Edgeが自動的に起動するようになります。Internet Explorerでのみ動作するように作成されたコンテンツは閲覧できなくなってしまうため、注意が必要です。
●デスクトップアプリケーションがMicrosoft Edgeに移行される
サポート終了後は、Windowsの最新OSであるWindows 11でもIE11デスクトップアプリケーションの利用はできません。2022年6月16日以降、サポート対象外となったIE11デスクトップアプリケーションは、数カ月かけてMicrosoft Edgeへと段階的に移行されます。Internet Explorerのコンテンツを継続して利用したい場合は、Microsoft Edgeの「IEモード」を使って閲覧が可能です。
同モードは、IE11 デスクトップアプリケーションの廃止後、最新のブラウザを必要とする組織向けに作成されたものです。この機能を使用することによって、一つのブラウザで従来のWeb/アプリや最新のWeb/アプリを簡単に使用できるようになります。
▶IE モードでサポートされる Internet Explorer 機能
・すべてのドキュメントモードとエンタープライズモード
・ActiveX コントロール(Java、Silverlightなど)
・ブラウザヘルパーオブジェクト
・セキュリティゾーンの設定と保護モードに影響するInternet Explorerの設定とグループ ポリシー
・IEChooserで起動した場合のIE 用F12開発者ツール
・Microsoft Edgeの拡張機能 (IE ページのコンテンツを直接操作する拡張機能はサポートされていません)
▶IE モードでサポートされないInternet Explorer機能
・Internet Explorerのツールバー
・ナビゲーションメニューを制御するInternet Explorerの設定とグループポリシー
・IE11またはMicrosoft EdgeのF12開発者ツール
●更新プログラムが提供されない
サポートが終了すると、これまでのようなプログラムのアップデートやパッチは提供されません。もし不正アクセスによる情報漏洩やウィルス感染といった重大な脆弱性が発見されたとしても、適切な対策がとれず、サイバー攻撃の被害に遭うことも十分考えられるでしょう。
では、私たちはInternet Explorerのサポート終了までにどのような対策をしておけばいいのでしょうか。
もし会社でInternet Explorerを利用している場合は、総務担当やシステム管理者、保守業者などと相談し、早めに他のブラウザへの移行やコンテンツ改修などの対策をとるようにしましょう。Internet Explorerユーザーで、後継ブラウザのMicrosoft Edgeをまだ利用したことがない人は、今のうちから同ブラウザに慣れておくことも大切です。
ちなみに、2022年5月現在、Microsoft EdgeのIEモードは、少なくとも2029年までサポート体制が続くと発表されています。しかし、たとえ2029年以前でも、お使いのバージョンのWindowsのサポートが終了する際には、そのWindows でのIE モードのサポートも終了してしまうようです。IEモードの使用を継続したい場合は、サポートされているバージョンのWindowsに移行するようにしましょう。
Internet Explorerのサポートが終了すると、パソコンで同アプリケーションの利用ができなくなり、代わりに他のブラウザやMicrosoft Edge の「IEモード」を使用しなければなりません。Internet Explorerをメインに使用している企業にとっては影響が大きいため、早めにサポート終了後の対策をとっておくことをおすすめします。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
債権管理・入金消込効率化『Victory-ONE/G4』導入事例 ~入金消込の効率が飛躍的にアップ! ティーペック株式会社~
海外法人との取引を成功させる!英文契約の基礎知識
オフィスステーション年末調整
チェックリスト付き! スムーズなシステム移行のダンドリ
中堅グループ企業における 会計システム統一のポイント
1月16日~1月22日のManegy人気記事ランキング|Weekly Ranking TOP10
【社労士執筆】2026年度税制改正 年収の壁、年収178万円で合意!基礎控除・給与所得控除の変更点と実務対応
労務コンプライアンス経験は転職で強い?求められるスキルと成功事例を徹底解説(前編)
2025年の「負債1,000万円未満」倒産 527件 3年ぶり減少も2年連続の500件台で高止まり
一般事業主行動計画の戦略的運用設計: 金融教育とFP相談で「くるみん認定」以上の実効性を
新規ユーザーも 乗り換えユーザーも「シンプルで使いやすい」と 口コミを寄せる、勤怠管理に特化したクラウドサービスとは?
請求書受領サービスの 失敗しない選び方
test
Adobe Acrobatで電子署名する方法とその見え方
岩本広告主(総合)用お役立ち資料
社員が自走する! 働きがいの溢れるチームの作り方【セッション紹介】
海外進出を成功させるグローバル人材育成戦略とは
AIと働く時代に「自分の仕事」をどう創るか —ジョブ・クラフティングの実践
社外との円滑なファイル共有を実現する中小企業のクラウドストレージ活用法
OEM契約とは?メリット・デメリットからOEM契約書の重要条項まで整理
公開日 /-create_datetime-/