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コロナ禍で学生時代の大半を、リモートでの授業を経験してきた世代が、4月から新社会人となりました。テレワークを導入している企業へ入社した人も多いのではないでしょうか。さて、新社会人は、テレワークという働き方をどのように受け止めているのでしょうか。
Job総研を運営する株式会社ライボが実施した「新社会人 テレワーク実態調査」によると、勤務先のテレワーク実施率は79.8%で、入社日当日も39.5%がリモートだったことがわかりました。
この数字からも、テレワークという働き方が定着しつつあることがわかりますが、テレワークの頻度を見ると「週に数回」が49.4%でもっとも多く、「フルリモート」が25.9%、「月に数回」が17.6%、「年に数回」が7.1%でした。
それにしても、2022年の新社会人の4人に1人がフルリモートという勤務スタイルとなるようですが、それが仕事へのモチベーションなどにどのように影響していくのか、注意深く見守る必要がありそうです。
ところで、8割近くがテレワークを実施しているわけですが、新社会人としての第1歩を踏み出すことになる入社式は、対面で行ったのでしょうか、それともリモートだったのでしょうか。
まん延防止等重点措置が全面解除になったことで、対面式の入社式開催が増える傾向を見せていましたが、Job総研の調査では、出社して参加する対面式とリモート参加がともに50%で、まさに半々に分かれる結果となっています。
研修のスタイルは、「リモート研修」が68.4%、「対面研修」が29.8%で、研修のスタイルもリモートが主流になりつつあるようです。
テレワークは、多様な働き方を選択できるようにするため、官民挙げて“働き方改革”に取り組んでいたところへ、新型コロナウイルス感染症が世界中に拡がったため、感染予防対策という側面から導入が急増しました。
そのため、導入当初はコミュニケーションの難しさなどの課題も浮上しましたが、それも徐々に解消されつつあるようです。しかし、気になるのが勤務スタイルをはじめ、入社式も研修もリモートとなった新社会人の受け止め方です。
テレワークの満足度については「満足」が36.8%、「やや満足」が34.2%で、この二つを合わせると7割強となり、「不満」は26.3%と少数派ということになります。
また、テレワークという働き方に対しては、「賛成」が68.4%、「やや賛成」が27.2%で、合わせると95.6%となり、「反対」はわずか4.4%という結果でした。
学生時代にリモート授業を経験してきた世代にとっては、テレワークという働き方は、特別なことではなく、当たり前のことと受け止めているのかもしれません。
となれば、就職先を選ぶ際にもテレワーク制度の有無を重視していたと思われますが、重視派は意外にも約3割と少数派で、7割近くがそれほどこだわってはいなかったようです。重視派の理由は「通勤コストの負担軽減」、「生産性アップ」「コロナ感染リスクの軽減」などです。
いずれにしても、調査結果はテレワークが定着しつつあることを示していますが、テレワークが一般的になれば、オフィスの必要性は、限りなく低くなるのではないでしょうか。
新社会人の受け止め方は、オフィスが「必要」は30.7%、「どちらかといえば必要」が45.6%で、合わせると76.3%がテレワークの導入が進んでも“オフィスは必要”と思っていることがわかりました。
新社会人にとっては、テレワークが特別な働き方ではなく当たり前と受け止め、満足度も高いことが明らかになりました。その満足感を裏切ることなく、貴重な戦力として育ってもらうためには、テレワークに即した評価制度の構築や、働き方を柔軟に選択できる環境を整えることが大切となりそうです。

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