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企業価値を高めることは会社の評価をアップすることにつながるだけに、経営者にはその最大化が求められます。では、そのために何が必要となるのでしょうか。
企業価値とは、企業が将来にわたって生み出すキャッシュフロー(現金収支)の現在価値を判断するための指標であり、株価の算定やM&A(合併・買収)、リストラなどを評価するときの基準にもなっています。
企業価値の一般的な評価方法は、大別すると企業が保有している純資産をもとに企業価値を算出する「コスト・アプローチ」、評価対象企業が将来獲得すると予測される利益・キャッシュフローをもとに企業価値を算出する「インカム・アプローチ」、および市場株価や類似会社比準、取引事例など市場株価による「マーケット・アプローチ」の3つに分けられます。
企業価値はその企業全体の価値のことですから、事業活動によって得られる事業価値に、非事業用資産、特許権や商標権、のれんなどの貸借対照表には計上されない無形資産も含まれます。
企業価値は、ファイナンスの観点からもが重要視されています。ファイナンスは、一般的には資金や財政、金融などと訳されていますが、経営的には資金調達や費用などの“お金の流れの管理”という意味で用いられます。
企業経営は、本業での売上数字だけではなく投資や一時的な支出なども含まれますから、どのくらいの売上があり、費用がどのくらいかかっているのか、そして利益がどのくらいあるのかを具体的に把握することが何よりも重要といえるでしょう。
では、企業価値を最大化するためには、何が必要なのでしょうか。JBpress主催「第2回 ファイナンス・イノベーション」で、シニフィアン株式会社の朝倉祐介共同代表が、「企業価値を高めるファイナンス思考とDX」の講演を行っています。
朝倉氏は、外資系コンサルティング会社を経て日本のSNSの先駆けであるミクシィに入社し、TwitterやFacebook、LINEなど新規サービスの出現で業績が落ち込んだとき、代表取締役に就任し事業再編に従事したことでも知られる、注目の経営者の一人です。
朝倉氏は、会社の企業価値を最大化する活動として、「外部からの資金調達」「資金の創出」「資産の最適配分」「ステークホルダー・コミュニケーション」を挙げています。
そして、朝倉氏がミクシィの事業再編でまさに感じたファイナンスの課題は、以下の4点でした。
なぜ、このような状態に陥ってしまったのかといえば、売上や利益といった損益計算書(PL)上の指標を、目先で最大化することを目的にしてしまっていたからのようです。
目先のことだけを考えすぎず、将来の価値をどれだけ高めることができるのかといった意識が必要だと言います。
詳しくは、朝倉氏の著書「ファイナンス思考 日本企業を蝕む病と、再生の戦略論」(ダイヤモンド社)で解説されいます。企業価値を高めるヒントになるかもしれません。
平成元年の世界企業の時価総額ランキングにおいて、日本企業は20位以内に複数ランクインしていましたが、平成30年には姿を消してしまいました。継続可能な企業価値向上の仕組みを構築するためにも、企業価値を最大化に取り組む必要がありそうです。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
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