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女性の社会進出が進み、約6割が夫婦共働きといわれています。共働きを続けるためには、女性に偏りがちな家事・育児の負担を夫婦が互いに協力し、女性の負担を軽減することです。男女共同参画社会基本法の目的や基本理念について理解を深めることを目指し、毎年6月23日~29日は男女共同参画週間と定められていますが、政府や地方公共団体だけでなく、一人ひとりの取組が必要です。今回は、家事分担の実態と、上手な分担方法をまとめてみました。
日本では、“仕事は夫・家事や育児は妻”という役割分担が長年続いてきましたが、ライフスタイルも価値観も大きく変化しているいま、夫婦が共に働き、共に家事・育児を分担することが当たり前になっています。
内閣府が行った「平成21年度(2009年度)インターネット等による少子化施策の点検・評価のための利用者意向調査」に、20歳~49歳の既婚者に「家事・育児の分担の満足度」を聞いた項目があります。
それによると、満足度は夫が80.4%に対して妻は61.6%と、妻の満足度は夫よりも20%ほど低くなっています。
どちらか一方に負担が重くならないようにするためには、家事・育児を夫婦が半分ずつ負担することだと思いますが、調査結果には、分担の割合によって男女の満足度に違いがあることも見えてきました。
夫側で満足度がもっとも高いのは、家事・育児の分担が「夫4割、妻6割」(86.5%)で、夫の分担割合が5割以上になると、満足度は低下していく傾向を示しています。
一方、妻側の満足度は、「夫3割、妻7割」(82.2%)、「夫4割、妻6割」(94.3%)、「夫5割、妻5割」(95.6%)と、夫の分担の増加に比例するように満足度もアップしています。ところが、「夫6割以上、妻4割以下」になると、満足度は72.0%とダウンしてしまいます。
夫婦の家事・育児の分担割合は、必ずしも半々が理想ではなさそうですが、2017年に大和ハウス工業が調査した「共働き夫婦の家事負担の割合」を見ていくと、家事分担率は「妻7割、夫3割以上」の家庭が83.7%と8割を超えています。
ところが、夫側と妻側の認識にはギャップもあります。妻側の認識では、「夫1割、妻9割」(37.3%)がトップで、「夫2割、妻8割」(22.3%)、「妻10割」(17.7%)、「夫3割、妻7割」(11.3%)と続き、9割近くの妻が「7割以上の家事を負担している」と回答しています。
一方、夫側の認識のトップは、「夫3割:妻7割」(27.0%)です。受け止め方が男女によって違うようですが、やはり妻側に家事・育児の負担が重くのしかかっているというのが実態のようです。
共働き夫婦が、上手に家事や育児を分担するためには、認識の違いを修正することも必要ですが、まずは、お互いが認め合うことが何よりも大切です。
たとえば、出勤前のゴミ出しを夫の役割にしている家庭も多いでしょう。夫は、ゴミ出しをしていることで、家事を分担していると思っています。
ところが、ごみを出す前には、分別や容器の洗浄などをしなければなりません。妻がそれらを行い、夫はゴミステーションに持っていくだけです。そこに認識のギャップが生まれるわけですが、大切なのはじっくり話し合ってルールを決めることです。
何を誰が担当するのか、それはいつやるのか、ルールを決めたら、あまり干渉せずに任せましょう。
家事分担がうまくいかない理由に、干渉しすぎるということがあります。妻は家事・育児のベテランですから、掃除や食器洗いなども効率的な方法を身に着けています。ところが、ビギナーの夫の方は、無駄な手間をかけることもあります。
妻の目には、何を手間取っているのだろうと、イライラしてしまうでしょう。「早くやって!」「まだやらないの?」と、つい口に出してしまいそうになりますが、夫も経験を重ねることで、いずれ手際よく家事や育児をこなしていくようになるのではないでしょうか。
家事や育児を上手に分担し、夫婦共稼ぎを続けることができれば、経済的にもゆとりが生まれ、家庭内はもっと楽しく豊かなものになるでしょう。そのために大切なのは、お互いを認め合い、尊重し合うことです。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
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