公開日 /-create_datetime-/

突然ですが、皆さん、先月は母親に感謝の想いを伝えられましたか?
毎年5月の第二日曜日に定められた「母の日」、今年はコロナ感染拡大の影響を受け、日本花き振興協議会が、今年は5月を「母の月」としようと提言していましたね。もちろん常日頃から感謝を伝えることが大切ですが、普段から心の中では感謝していても、何かきっかけがないと素直に表現することはなかなか難しいものですよね。
今回は「母の日」の関連するお話をご紹介いたします。6月に入りましたが、「母の月」に感謝を伝えられなかった人は、これを機に「母の日」に込められた想いを感じながら、母親や大切な人と連絡をとって感謝を伝えてみてはいかがでしょうか?
目次【本記事の内容】
1908年5月10日、アメリカ・ウェストヴァージニア州フィラデルフィアの教会で、アンナ・ジャービスという女性が、亡き母の追悼に白いカーネーションを配ったのが母の日の始まりだと言われています。これを知ったウェストヴァージニア州の知事が1910年、毎年5月の第二日曜日を「母の日」にすると宣言して、母の日は全米に広まっていきました(起源については諸説あります)。
明治の末期(1912年頃)には日本でも母の日の行事が行われていたようですが、1914年には5月の第二日曜日が全米で「母の日」に制定され、翌年の1915年(大正四年)には日本の教会でも正式に行事が行われるようになりました。ここから日本でも母の日が広まっていったと言われています。
母の日には感謝と共にカーネーションを贈る、というのは一般的によく知られていますがなぜカーネーションなのでしょうか?なぜアンナ・ジャービスという女性は、母の追悼に白いカーネーションを配ったのでしょうか?
アンナ・ジャービスの母、アン・ジャービスは敬虔なクリスチャンで、南北戦争時には負傷兵のためのボランティア団体を立ち上げました。アンはこの団体で負傷兵の怪我や病気をケアしていましたが、終戦後も平和活動や軍人たちへのサポートを献身的に行うなど、その生涯を社会事業活動に捧げました。
アンナ・ジャービスは、献身的に他の人に尽くし、また苦労して自分を育ててくれた母に、母が大好きだった白いカーネーションを贈ることにしました。そして母を思う気持ちを後世に伝えるため「母親のための祝日を設ける運動」を興し、これが現在の母の日に繋がってくるのです。
母の日にカーネーションを贈るようになったのはこのような経緯があるのですが、現在では、母が亡くなっていれば白、健在であれば赤いカーネーションを贈ることが多いようです。またカーネーションの花言葉は、ピンクが「感謝」、青が「永遠の幸福」、赤が「母への愛」となっているので、花言葉で選ぶ方も多いでしょう。
そんな母の日を、日本花き振興協議会は今年に限り「母の月」にしたいと提言しました。
日本花き振興協議会は花き業界の9団体で構成され、花きの消費拡大や業界内の課題解決などを目的として設立された協議会です。「花き(花卉)」とは草花(くさばな)の意味で、花や花を咲かせる草、葉を観賞するために栽培される草木全般を指します。
2020年は年の初めから新型コロナウィルス感染症(以下、新型感染症)の報道が増え始め、4月には緊急事態宣言が発出されました。当初は埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県、及び福岡県のみ、期間もゴールデンウィークが終わる5月6日までとされていましたが、4月16日には対象地域が全国へと広がり期間も延長されました。
さまざまな場所で三密(密閉、密集、密接)を避け、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を保とうとする取り組みが引き続き行われていますよね。そんな中、日本花き振興協議会も生花店スタッフや生産者を守るため、「母の月」の提言をしたのです。
もともと生花店は大型店が少なく、店舗が狭いため顧客とスタッフが三密になりやすいという事情があります。また生花店自体は緊急事態宣言における休業要請の対象ではありませんが、商業施設の一部に入っていることが多く、施設が休みになると必然的に休業せざるを得ない状況となってしまいます。
また生花店だけでなく生産者(花農家)も、新型感染症の影響を受けています。花は生き物なので、生産者はもともとの母の日(5月10日)を目指して栽培のタイミングをはかってきています。ところがゴールデンウィーク明けには出荷できるはずだったカーネーションは、緊急事態宣言の期間延長によって行き場を失う事態になってしまいました。生花店が休業となり出荷することができなくなれば、生き物である花は保存しておくことができません。ある生産者は、週に5,000本から8,000本を廃棄したとも言われています。母の日は、花き業界にとって年間最大級のイベントなのです。
そこで、日本花き振興協議会は今年に限り母の日を一日だけの記念日ではなく、一ヶ月に分散して欲しいと提言しました。一極集中とならない工夫は、花き業界だけでなく顧客にもメリットがありました。生花店で三密となる危険を避けることができ、また物流が分散することにより、取扱量が激増している物流業界にも「母の日」による更なる一極集中の負担を軽減できたのではないかと考えられています。
コロナウイルスの影響は引き続き各所に出ており、まだまだ長い付き合いになることが予想されます。ダメージや負担を最小限に抑え、この危機を乗り越えていくためにも、「母の月」の取組みのように、企業内はもちろん他企業や、他業界とも連携して臨機応変に様々な対策・施策を講じていく必要があるでしょう。
大切なことは「その日」に感謝することではなく、相手に「感謝を伝える」ことです。アンナ・ジャービスが敬愛する母に伝えたかった気持ち、その感謝する気持ちを「後世にまで伝えたいと思った気持ち」を大切にしたいものですね。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
顧問契約書/コンサルティング契約書の作成で気を付けておくべき事
人手不足解消の打ち手 「多様な」人材活用チェックポイント 人事給与アウトソーシングサービスを提供する三菱総研DCSが解説!
コロナで変わった人事現場の実態 人事給与アウトソーシングサービスを提供する三菱総研DCSが解説!
電子署名の適法性 ~日本の裁判手続きにおける電子署名の有効性~
経理・人事・法務のスキルと年収相関の完全ガイド【MS-Japan】
1月16日~1月22日のManegy人気記事ランキング|Weekly Ranking TOP10
2025年の「負債1,000万円未満」倒産 527件 3年ぶり減少も2年連続の500件台で高止まり
社員が自走する! 働きがいの溢れるチームの作り方【セッション紹介】
海外進出を成功させるグローバル人材育成戦略とは
社外との円滑なファイル共有を実現する中小企業のクラウドストレージ活用法
電子契約における代理署名・代理押印
消費者契約法で無効にならないキャンセルポリシーの作成方法
test
【新卒エンジニア育成】入社1年で8割が一人前!サイバーエージェントの新入社員育成
岩本広告主(総合)用お役立ち資料
【人事・総務】管理部門の課題を一気にアップデート。Manegy注目のセミナー6選
クラウドストレージの安全な導入ガイド
「物価高」倒産 今回の円安局面で最多の767件 食材や光熱費の上昇で飲食店が唯一、100件超
未来を創る次世代人材の育成をいかに仕組み化するか
中小企業のBCP対策を強化するクラウドストレージ
公開日 /-create_datetime-/