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ゼネラルリサーチ株式会社が、「現代から未来の日本に思うこと」に関する意識調査を、全国10代〜60代の男女を対象に昨年末に実施したところ、「豊かになった」と感じる世代別の傾向で、若年層と中高齢層にギャップがあることが明らかになった。
「2019年を振り返り、暮らしや生活にどのような変化が起きたか?」では、「経済的に貧しくなった」(36.0%)が最も多く、次いで「精神的に貧しくなった」(22.7%)、「精神的に豊かになった」(17.6%)と続いている。
つまり、6割以上「貧しくなった」と回答しているが、意外なことに若い世代ほど、「豊かになった」と感じている割合が高いという結果である。給料が上がらない、定年制や終身雇用制の廃止傾向、年金制度への不安などがあるにもかかわらず、である。
若い年代ほど「豊かになった」と感じているのは、SNSやキャッシュレス決済など新しい技術やサービスが普及したことが背景にあるようだ。
この2つには「スマートフォン」という共通項があるが、スマートフォンの普及率は9割近くといわれ、スマートフォンのような最新のツールを使いこなすのはいつの時代も若年層が先駆けとなる。つまり、若年層の方が最新のモノやサービスを享受しやすいのかもしれない。
一方、中高齢層に「貧しくなった」と感じる割合が多いのは、社会情勢の変化を受けやすく、マイホーム取得や子どもの進学など教育費の増加など、人生設計の過渡期に差し掛かっていることが考えられる。
また、バブル期を過ごした年代にとっては、多少のことでは豊かになったとは感じにくい点もあるようだ。
調査項目は、そのほかにもいろいろあるが、この、「豊かさ」を感じる若年層と中高齢層に意外なギャップが、今の時代を象徴しているように思える。スマートフォンの普及によって、モノやサービスを享受している若年層が、人生設計の過渡期となる中高齢層に差し掛かったときに、豊かさをどのように受け止めているのかも気になるところだ。
若年層の意識をつかみきれていないと感じている管理部門担当者は、このような調査結果にも目を通しておくことをおすすめする。
※本記事は一般的な情報提供を目的としており、最新情報や具体的対応は公式情報や専門家にご確認ください。詳細はご利用規約をご覧ください。
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