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2020年がスタートしたばかりだが、ビジネスパーソンの最大の関心事は、やはり景気の動向である。博報堂生活総合研究所が、“2020年 生活気分”を発表したが、なんと景気・家計予想は「悪くなる」が急増し、調査開始以来、最も高くなると予想していることがわかった。
世の中の景気が「悪くなる」との見通しは、前回調査から10pt以上増加し、41.5%となり、これまでで最も高かった2016年調査を上回り、過去最高を更新している。また、景気悪化により家計の見通しも「悪くなる」が37.8%と増加、こちらも過去最高を更新だ。
一方、「良くなる」の見通しはわずか11.7%と、こちらも過去最低を更新、また「変わらない」の見通しは46.8%で、調査開始以来、初めて5割を切るという結果だ。
さて、「悪くなる」の理由だが、やはり昨年10月の消費増税の影響、そして米中関係など国際情勢の不安定さが多く挙げられている。
では、景気悪化のなかでもお金をかけたいものは何か。1位は「旅行(27.5%)」で、2位がわずかの差で「貯金(25.5%)」となっている。また、「老後の暮らしの準備(11.6%)」が8位、「株などの投資(9.4%)」が10位と順位を上げ、生活防衛意識が高くなっているようだ。
順位を下げたのは、昨年調査で2位だった「ふだんの食事」が4位に、3位だった「外食」が5位となり、食費を切り詰めようとする傾向がうかがえる。
2020年の生活気分は、「食べる」を減らし「貯める」を増やす、ということのようだが、2020年に思い切って止めたいことは「無駄遣い・衝動買い」「無理しての人付き合い」「食べ過ぎ・飲み過ぎ」がトップ3である。
一方、2020年に始めたいことのトップ3は、「運動・体操・筋トレ」「貯蓄」「副業」である。2019年とは違う生活者の意識が、消費動向にどのような影響を与えるのかを、経営管理や商品管理の担当者は、注意深く見守る必要がありそうだ。
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